中学校の部活動が学校で行うものから、地域が請け負うものに移行していく、と言われている。
教員の働き方改革の一環である。
教員の働き方改革とは、教員の勤務時間がベラボーに長くなり、業務内容も広範囲に広がりすぎているため、本来の教育活動に支障が出ているから、業務時間や内容をスリムにして、本来の教育活動を十分にできるようにしよう、ということらしい。
勤務時間の超過の元凶は「部活動にあり!」ということで、教員が部活動に関わる時間を減らすために考えだされたのが
「部活動の地域移行」
である。
ちょっと待って!
そもそも、部活動の教育的効果は抜群であり、部活動以外の学校生活では教育することができないことを部活動でまかなっていることは確かである。
そうやって日本の教育は成り立ってきた。
しかし、部活動を<やらされている>と感じている教員は多くいるのも確かだ。
そういった教員にとっては、部活動の時間は必要のない超過勤務としか捉えないだろう。
その意見を取り入れて、教員の行う部活動の短縮につながった。
おいおい。
部活動を教育活動の一環として捉え、部活動に本気で取り組んでいる教員はどうなるんだ!
強制的に活動時間を削られストレスは溜まる一方である。
教育活動に対するモチベーションはダダ下がりである。
もっと賢いやり方はできなかったのか。
0 件のコメント:
コメントを投稿