2025年12月23日火曜日

選手の育成

部活動において、技術を磨くことも大事だが、人を育てることも大事である。

では、どんな人を育てるのだろうか。
結構、永遠のテーマであると思われる。

よく挨拶礼儀などと言われる。
果たしてそれだけでいいのか。

グランドの中では挨拶をするが、それ以外でも挨拶ができているのか。

礼儀正しいこと。
グランドの中では礼儀が正しいが、それ以外でも礼儀礼節を持って行動できているのか。

ONとOFFの切り替えが上手な中学生にとって、見せかけだけで行動することは得意なことである。

挨拶や礼儀だけで選手育成の評価をするのは危険である。
見せかけだけの人を育ててしまう。
その根底にあることを見据えていかなければならない。
見た目の評価ではダメなのである。
結果も出ない。

では、どのような選手を育成すべきなのか。

大きな枠組みで見ると、<信頼できる人を育てる>ということだろう。
では具体的には下のようなことだと思われる。

まずは、技術向上にとことん取り組めること。
自分のやりたいこと、目指したいことに対してとことん取り組む、自分を追い込める心を持っていることである。
将来、自分のやるべきことに身を粉にしても努力できるようにすることだ。
もちろん、身を粉にして取り組めるようになれば、それだけの成果が自覚できるので、その喜びを味わえるようになり、幸せな人生を送ることができるだろう。
将来つく仕事においても、とことん取り組み成果が出てくれば、大切な信頼をつかむことができる。

次に、思慮深いこと。
賢いということだ。
頭がいいということだ。
学校の成績ではない。
さまざまな知識を駆使して、課題をよりよく解決する能力である。
行動や言動がどのような結果を及ぼすのかをイメージし、そこに到達するためにどのような道筋をたどるべきなのかを自分の中で把握する能力である。
また、結果を予想し、どのような行動をすべきか、行動をしないべきかを判断、行動できること。
プレーにも生きてくる。
現在の状況を正しく理解し、そこにおいて自分がやるべきことを把握、そしてそれに基づいて行動をすることができるからだ。
当然、社会の中でも必要な能力である。
独りよがりの浅い考えのものが多すぎる。

そして、正直なこと。
まずは自分に対して正直なこと。
自分の行動を素直に受け止めることが、自分の課題を見つけるのに必要不可欠だ。
必要な課題を見つけられれば、努力点が浮かび出し、向上につながる。
自分の身を守るために誤魔化しをしてしまう者に向上は望めないだろう。
または、やりたいことだけに正直なものも、かたわな向上しかしないため、チームにとって必要な選手にならないだろう。
正直に表現をするということではない。
自分に正直になり、向上を目指せるということだ。
また、正直に取り組める者は信頼を勝ち取ることもできる。

最後に、仲間意識が強いこと。
仲良いメンバーだけではない。
所属している者全員に対して仲間意識を持てることだ。
自分に合う、合わない、気にいる、気に入らないといった繋がりではない。
そんなことも理解して、所属している集団の仲間意識が強いことが必要である。
仲間であるため、繋がりを持っていられることである。
迷惑をかけない、集団に貢献をする、助け合いができる、などなど。
社会に出ても必要なことである。
1人では何事も成し遂げられない。
誰かと繋がりながら、生きていくのが人である。
その一員として、正しく所属できるようになるだろう。

令和7年12月23日

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